インディーゲーム開発は、お金がかかるよねってお話

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この間 Indie Developers Conference 2021

開催されていましたね。

ほんと貴重なお話でとても参考になりました。


そのカンファレンスでは 
以下のメンバーがパネリストでした。 


  • なる氏(えーでるわいす)
  • hako 生活氏
  • 川勝 徹氏(プチデポット)
  • 溝部拓郎氏(ポケットペア)


    めっちゃ豪華メンバーですよね。
    インディーゲーム好きなら 知らない人はいないと言えるぐらい
    有名な方ばかりです。

    そのカンファレンスの中で お金についてのお話がありましたが
    これはもう切実というか、 ほんとお金問題ってあるあるですよね。

    その一部を紹介します。  以下は
    4gamer.net からの引用文です。

最後のテーマは,「これは知っておきたかった! 税金・控除・助成金」。溝部氏は「クラフトピア」が80万本セールスを記録しており,単価2500円なので単純計算では20億円の売上になるが,実際にはそんなに儲かっているわけではないことを引き合いに出した。

 その理由はSteamでは国や地域に応じて自動的に価格調整がなされるためで,同作の場合,中国では日本円換算で2000円未満,ほかの国では1000円程度と,2500円よりも安い価格で販売されているという。さらにSteamの手数料と各国での販売時の消費税を控除した時点で売上は半分になり,そこから日本での税金を支払うと,また半分になるイメージだそうだ。

川勝氏は,プチデポットではメンバーの生活費がそのまま開発費であるとし,「貯金通帳の記載額が心の余裕。このゲームの開発がうまくいかなくても,ほかに仕事があるから大丈夫と思える状態でないとやってられない」と語った。
 また儲かったら儲かったで後から税金を納めなければならないので,きちんと予算管理するべきとアピールしていた。

 hako 生活氏もまた,開発中に貯金を切り崩すごとに身体が動かなくなるという経験をしたことを明かした。ただ,事前に「ゲーム開発が難航したらプランB,それでもダメならプランCで行く」といったようにいくつか対策を検討していたため,乗り切ることができたという。
 またパブリッシャから資金提供を受けることも考えたそうだが,お金が絡むと縁を切りにくくなり,実際にそうした悩みを抱える同業者がいることから「安易に援助を求めないほうが良い」とも話していた。

 なる氏は過去にSNSで発信したとおり,「天穂のサクナヒメ」開発中に貯金が尽きかけたというエピソードを披露。「お金に関しては,あまり考えていない」と,聞く側が不安になるような話も飛び出していた。

 話題はゲームの価格設定にも及んだ。hako 生活氏は「高めに設定して最初はユーザー数を絞ったほうが,レビューの質が上がって結果的に買ってもらいやすくなる」という持論を示した。
 溝部氏は,「競合タイトルに合わせる。場合によっては,それより安くする」とのこと。なる氏は「どう設定しても,高いという意見と安いという意見の両方が出る」とし,Unityの大前広樹氏による「双方の理解が得られる範囲で,可能な限り高い価格にすると,お互い幸せになれる」という発言を紹介し,話題をまとめた。
ここまで



貯金通帳の記載が心の余裕って すごい名言ですよねww

いやでもほんとそうだと思います。

実際、インディーゲーム開発をしている人の殆どは副業としてやってます。

つまり、本業がちゃんとあって その傍らでゲーム開発をしている人が
圧倒的に多いのです。
私も、ゲーム開発は副業的にやっています。

インディーゲームであったとしても
それぐらいお金がかかるんですよね。 ゲーム開発って。

インディーゲームの殆どは2Dゲームですけど。
それは何故か?? 

もっとも、お金がかからないからです。
2Dより3Dの方がお金も時間もかかりますからね。

だからみんな2Dゲームを作っているのです。
まぁ2Dの方がオリジナリティが出しやすいし
イラストとか色んな素材があるというのもあります。


そして最後に、ゲームの価格設定のお話がありましたけど。
これもね。 高めに設定するというのが非常に大事です。
安すぎるのはほんとダメなんですよ。
特に個人開発でやっている人なら 尚更で
それだと元が取れないですからね。  
【何年もかけて作っているのに、元も取れないって嫌でしょ?】

例えば Steamで出していくとしたら 
最低でも1000円以上の価格を付けること。
そこが最低ラインかなって感じはします。

実際インディーゲームで売れている作品は
1000円~3000円ぐらいが多いですからね。

つまり、それぐらいの価格で 売れるようなゲームを作らないと
だめってことなんですよ。

あとですね。 価格だけではなく、ゲームボリュームが短すぎても
色々と問題が起こります。

この間、ニュースにもなっていましたけど。
summerof58 というインディーゲームを作っている
所がゲーム開発を中止するとツイッターでアナウンスしましたが。

ゲーム自体は結構よくて、いい評価も得ているのですが。
このゲームは、90分ほどでクリア出来るみたいで。
早くクリアした人が、大量に返金をしてきて
それで資金がショートしたみたいです。

ご存知のとおり、steamは2時間以内のゲームであれば
返金出来る仕組みになっています。

だから早くクリア出来る人は、そのまま返金しちゃったということ
ですが。 普通は、こんなに返金されることなんてないので
おそらくですが、他にも何か理由があるのでしょうね。

この事例は結構特殊な方だと思いますが。
ゲームボリュームが短すぎるというのも 
あんまりよくないってことですね。





いや~今回のカンファレンスで
ゲーム開発の大変さが改めてわかったという感じです。


こうゆうお話って ほんと貴重だと思います。

PS 

アンケート作りましたので、よかったらご協力ください。

アンケートはこちら







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