今回はリジッドボディの使い方を見ていきます。
リジッドボディは基礎中の基礎なのでちゃんと覚えておきましょう。
リジッドボディは、一言で言えば物理挙動をつけてくれる
コンポーネントのことです。
これをつけることによって、重力をつけたり
コライダーによる、衝突判定ができたりします。
※ 衝突判定をする場合は、片方にリジッドボディをつける必要があります。
リジッドボディは、 3D用と2D用で分かれていますので
そこが注意ポイントになります。
3Dのリジッドボディ
3D用のリジッドボディだと
このような項目があります。
Use Gravity 重力の影響について
Is Kinematic 物理演算の影響について
補完 動きをなめらかにしてくれる
衝突判定 衝突の検知方法について
Constraints 固定について
重力をつけたい場合は、Use Gravityにチェックを入れる
物理演算の影響を受けたくない場合は、Is Kinematicにチェックを入れる
オブジェクトを固定したい場合は、Constraintsにチェックを入れる感じです。
2Dのリジッドボディ
2D用のリジッドボディの場合
ボディタイプというのがついています。
ボディタイプは3つありまして
- 動的
- キネマティック
- 静的
の3つです。
動的とキネマティックでは 何が違うのか??
動的とキネマティックを比較してみましょう。
以下の画像では、 動的に設定しています。
これを実行してみると、 その場で回転をするのですが
【回転のスクリプトがついています】
重力が働いているので、 Y軸がどんどん下がってしまいます。
これが動的の状態ですね。
しかし、 これをキネマティックに変更してあげると
それが解消されて 重力はかかりません。
【オブジェクトが落下しなくなる】
ですので、このように オブジェクトをスクリプトで動かしたい場合などは
キネマティックにして、重力だけをなくしてあげるとスムーズな動きが
できるというわけですね。
※注意ポイントとしては、 キネマティック同士だとすり抜けてしまうので
当たり判定をしたいときは、動的にしないとだめです。
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