今回レビューするのはこちら。
チェイサーゲーム。
本作は、ファミ通で連載されていた作品で
ゲーム業界のリアルを描いた漫画です。
【まぁ、原作がゲーム会社の社長さんですからね】
ゲーム業界のカオスが垣間見える作品で
ゲームを作るのがいかに大変かが分かります。
【フィクションと言いながら、中身はほぼノンフィクション】
本作では、色々と名言っぽいセリフも出てきますが。
1巻目の名言としては
技術は2番と言っているが。
これはほんとそのとおりで
クリエイターは作ってなんぼの存在です。
クリエイターがその情熱を失えば、それはもはや
クリエイターとして死ぬことを意味するのですよ。
クオリティチェックの話も出てきて
全てを100%にするなんて無理な話で
クオリティを単純に高めるっていうのは素人の考え。
ちょっと低いクオリティでも、いいクオリティに見せるのが
プロの考えです。
それは昨今のインディーゲームなどを見ていれば分かるでしょう。
インディーゲームの場合は、クオリティに限界がある
だからこそ色んな工夫をして楽しめるゲームを作っているわけですよ。
【見せ方、切り口、表現などのアイデアがすごい】
本作では、このように作品作りのリアルなプロセスとか
考え方が見れるので。
クリエイターの人なら特に刺激を受ける内容となっています。
作品全体から、情熱がふつふつと伝わってくる作品です。
昔の熱血漫画並みの熱量がありますね。
PS
ゲーム会社に入社する人はRPGが好きな人が多いと
描かれていますが。 今だとどうなんでしょう?
世代間が違うので、今だと分散しそうですよね。
私だったら、即インディーゲームと答えますが。
そうゆう人も増えているのではないでしょうか。
そう考えると ここ5~7年による、インディーゲームの進化は
やばいですよね。
だって10年前にインディーゲームなんて殆どなかったでしょ?
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